コラム

オリゴ糖の話 -その8

 

前回までオリゴ糖は、いくつかの種類を組み合わせたり酵素や科学の力を利用して変化させたものをご紹介してきましたが、今回は自然界のある食物の恵みをそのまま抽出して作られるオリゴ糖のひとつ「大豆オリゴ糖」をご紹介いたします。
大豆からとれるオリゴ糖で、大豆の含まれるたんぱく質や歯質を取り除いた圧搾の搾り汁「大豆ホエー」を原料に作られます。
正式名称はスタキオース・ラフィノースと呼ばれています。
大豆からできていますので、味噌、醤油に多く含まれるオリゴ糖で、キシロオリゴ糖と同じく少量で効果が期待でき、熱や酸に強く低カロリーの点は他のオリゴ糖と変わりません。
また、砂糖に近い甘味が(甘味度は砂糖の70%)あることから、食品のコクや保存性を高める効果もあり、食品製造の原料としても使われることが多くなっています。
原料の使用先としては、飲料メーカーのカルピスが積極的に自社製品に使用しており、「味わいカルピス」「オリゴCC」などの「製品や、ロングラン商品の「濃縮カルピス」にも大豆オリゴを使用しています。
大豆オリゴ糖も含め、オリゴ糖の製品形成としては液体需要が圧倒的に多く、全体の9割程度を液状が占めています。
大豆オリゴの最大の特徴である、甘味質の爽やかさは単純に甘味料としても人気の高いオリゴ糖といえるでしょう。

三温糖
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