コラム

オリゴ糖の話 -その11

 

今回ご紹介するオリゴ糖は「ラクチュロース」です。
牛乳中の乳糖から得られるオリゴ糖で、加熱処理した牛乳・乳製品中に広く見出されるため、異性化乳糖またはミルクオリゴ糖と呼ばれます。
ラクチュロースはガラクトースとフラクトースが結合した二糖類で、無臭の白色結晶粉末で水によく溶け、爽やかな甘味を有します。
最近のオリゴ糖ブームの先鞭をつけたのがこのラクチュロースだったんです。
からだの中のビフィズス菌を増殖させる因子として古くから世界的に知られ、医薬品、育児用調製粉乳などの食品へ利用されてきました。
平成4年には(財)日本健康・栄養食品協会より特定保健用食品成分として総合評価の発行を受けています。
また、世界中から厳選された乳糖を使用しており、オリゴ糖の中では唯一、医薬品として認められています。
聞きなれない名前のオリゴ糖ですが、国内でもいち早く森永乳業がラクチュロースを含む調製粉乳「森永ドライミルクG」という商品を販売し、その後25年間ラクチュロースを研究し、数々の製品を手掛けています。
また、医療の分野でも活躍しています。肝臓の疾患の伴う症状の改善、および慢性便秘の改善のための医薬品として、世界中で広く使われています。
お腹の中のビフィズス菌を増やすことは体にとって大変良い事なんですね。

三温糖
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