コラム

糖アルコールの話 -その1

 

今回からは「糖アルコール」のお話です。
昨今、日本人は諸外国(特にアジア近隣諸国)に比べ砂糖の消費量が激減の一途を辿っています。
原因としては、家庭で使うだしの素や調味液の製品開発などにより、砂糖を基本とする調理をしなくなった事や、珈琲などにお砂糖を入れないなどが一因のようです。
また、消費者のニーズは一般食品に対しても甘さ離れに加え、低カロリー、非う蝕性といった健康面を重視する傾向にあります。
そういった配慮から“シュガーレス”や“低カロリー”を追求した商品開発が年々活発化してきています。
シュガーレス、低カロリー食品市場が国内で動き出したのは、1993年頃にかけてでしたが、市場の拡大に拍車をかけたのが、1996年春の栄養成分表示の導入で、この中でシュガーレスや低カロリーの定義が明記され、食品メーカー各社が開発に拍車をかけたのがこの頃でした。
よくCMなどで目にすることが多いシュガーレスや低カロリーですが、明確な定義は以下のように設定されています。

「シュガーレス」「ノンシュガー」「無糖」「糖類ゼロ」などの定義は、「食品100gもしくは飲料100mlに対し、単糖類または二糖類の糖類が0.5g未満であること、ただし糖アルコールを除く」とされている。
また、相対表示にあたる低糖の定義は「食品100g若しくは飲料100mlに対し、糖類が0.5g(飲料で2.5g以下)未満であること」。
カロリーカット、低カロリーなどの定義として「食品100gもしくは飲料100mlに対し、40kcal以下(飲料で20kcal以下)」となっている。
この定義から当てはまる機能を持つ糖アルコールが、96年の栄養成分表示の導入で明記されることになってから、食品業界に幅広く利用される事となった。

三温糖
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