コラム

糖アルコールの話 -その10

 

国内の市場規模において、2番目、3番目に多いのが下記の種類になりますが、還元率(含まれる)の割合により区別されています。

■ マルチトール(還元麦芽糖)・還元水飴

マルチトールとは、麦芽糖(マルトース)のカルボニル素を還元した糖アルコールで、還元麦芽糖(マルチトール)を主に含んだ糖アルコールをまとめて、還元水飴や還元麦芽糖水飴と呼んでいます。区分する定義としては、還元麦芽糖(マルチトール)を75%以上含むものをマルチトールとし、75%未満のもの及びソルビトールを50%未満含むものを還元水飴と呼んで区別しています。
(ちなみに、海外では還元麦芽糖が50%以上含むものをマルチトールと区別し呼んでいる)
どちらも各種の糖アルコール(単糖のソルビトール、二糖のマルチトール、三糖のマルトトリオール、四糖以上のオリゴ糖アルコールなど)を含み、その構成比率によってさまざまな性質を示します。



今回は、マルチトール(還元麦芽糖)の方からご説明させて頂きます。

甘味度は砂糖の80%~90%で、他の糖アルコールに比べて温和で上品な甘味を持ちます。代謝エネルギーは10%~20%が小腸で吸収され、65%~75%が大腸で活用され、残りは排泄されます。還元麦芽糖は(マルチトール)は小腸で、ブドウ糖(グルコース)とソルビトールに分解されます。ブドウ糖(グルコース)は速やかに吸収されて利用されますが、ソルビトールはゆっくりと吸収されたのち、果糖(フルクトース)に代謝されます。


次回は代謝エネルギーの面から調べていきます。

三温糖
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