コラム

糖アルコールの話 -その15

 

エリスリトールのほか、糖アルコール製品の多くは非う蝕性の機能がありますが、虫歯になりにくいとはショ糖(上白・グラニュ糖など)と比べてどう虫歯の原因になりにくいのか調べてみました。


そもそも虫歯(う蝕)とは、細菌・宿主・食餌の3因子が関わり合うことで初めて発生する疾患だそうで、虫歯予防にはう蝕誘発の3因子の全て、あるいは除去が必要です。


*細菌因子
虫歯菌(ミュータンスレンサ球菌等)が歯面に付着し、ショ糖などを栄養素として増殖しますが、この時代謝産物として、ショ糖から酢酸、乳酸などの三が発生します。これらの酸が歯面のエナメル表層を溶かすことにより、虫歯が始まります。


*宿主因子
虫歯菌はショ糖から、自分の住みかとなる粘着力の強い物質(歯垢=プラーク)を生産します。歯垢は虫歯菌を抱き込んで歯面に強固に付着するため、歯垢直下の歯面は高い危険にさらされることになります。
(虫歯菌はエリスリトールを代謝できないので、歯垢を作ることが出来ません

*食餌因子
虫歯菌が歯を溶かす酸を作り出すには、酸の原料となるものが必要です。ショ糖は虫歯菌にとって大変優れた栄養源であり、これをエネルギー源として旺盛に増殖するとともに、多量の酸を作り出すとかんがえられます。
虫歯菌はエリスリトールを代謝できないので酸を作ることが出来ません

三温糖
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