コラム

還元パラチノースの話 -その1

 

今回からは「還元パラチノース」に焦点を当てたいと思います。

還元パラチノースは、砂糖の構造異性体(砂糖と同じブドウ糖と果糖で構成されているが、その結合部位が砂糖とは異なっている)であるパラチノースのカルボニル基が還元された構造を持つ糖アルコールです。実は元となるパラチノースはオリゴ糖の一種で、甘味料としてはご存知いただいている方も多いと思いますが、オリゴ糖と初めて知った方の方が多いのではないでしょうか。そのパラチノースを水素添加させ還元し、精製→濃縮→結晶化を経て製造されます。このパラチノースを還元することにより消化・吸収がされにくい形となります。

原料はショ糖ですので、砂糖に近いサラッとした甘味を持ち、甘味度は砂糖が100としますと約45~60と低甘味で、エネルギー換算係数は2kcal/gでお砂糖の約半分という低カロリー。
また、高甘味度甘味料(アルパステームなど)との相性が良く、キシリトール、ステビア
などとの共用された製品化も可能です。

他の糖アルコールと異なり、吸湿性が低いためキャンディやガム、錠菓で表面をべたつきにくくする加工適性がある。粉砕性、打錠性、コーティング性にも優れている。

ハードキャンディ
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