コラム

砂糖の話 上白糖-その1

今回は、砂糖の中でもおなじみの「上白糖」についてお話したいと思います。
上白糖なんてどれも同じと言われていますが、各社規格値というものがあり、それによる差は少しあるようで、色価に関しましては、一番糖を中心に上白糖を作っているメーカーは色が少し白いようです。
一般の砂糖(上白糖)ではわかりずらいのですが、業務用で大量に見てみるとその差は少しあります。(だからといって、いい砂糖、悪い砂糖ということではありません。)
この白さが砂糖の白さと言って使っておられる職人様もおられるとおいことです
。弊社で取り扱っている上白糖では、日新製糖がその砂糖です。
また、一般にはあまり出回ってないのですが、業務用できめ細かい上白糖があります。
通常の上白糖よりも粒子が細かいもので、粒子が細かい分、落雁やお干菓子などの固めることを主目的としたお菓子の製造に重宝されています。
きめ細かさと固まりやすいという点で利用した用途といえます。
また粒子が細かい分、水などの液体に溶けやすいという性質もあります。
これを利用して溶けやすい方がよいということで、弊社のユーザー様でこの上白糖を薦め使っていただき好評を得た醤油製造業者の方もおられます。
弊社では、塩水港製糖がこの上白糖を製造しています。(特上白と呼ばれ、通常品と区別しています)興味のある方はぜひ一度使ってみてください。

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