コラム

てん采糖の話 -その2

 

前回から引き続き、甜菜糖について調べてみたいと思います。
甜菜の育成の条件として「暑さ」と「寒さ」が必要だそうですが、その条件が逆に北海道や他の気象条件の厳しい土地でも栽培できるため、世界各国に広まり全世界の砂糖消費量の30%まで占めるまでになりました。
日本国内では、サトウキビの栽培される量よりも多く作られています。
甜菜は「砂糖大根」や「ビート」と呼ばれ、大根に類似していますが根にあたる部分が太く、約1kgぐらいに成長することから姿はどちらかと言うと、かぶらに似ています。
この甜菜6kgから約1kgの砂糖を作ることが出来ますが、因みに、サトウキビ8kgで同量の砂糖が作れますので、甜菜の方がより糖分が含まれていることになります。
国内では北海道のみで作られていますが、産地別収穫量を見てみますと十勝地方で全体の43%を占め、網走地方で41%で、その他(上川6.8%など)26%と道内全域に広く分布して栽培されています。
冒頭にも書きましたが、暑さ、寒さがより糖分を蓄えるのに必要だからこそ、国内では北海道が栽培に適しており、現在でも主力農産物になっています。

三温糖
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