コラム

粗糖(そとう)の話 -その2

 

粗糖と呼ばれる砂糖には、大雑把に別けて2種類あります。
一つは、海外より輸入されグラニュ糖や上白糖などの一般的な砂糖を作る時の原料として用いられているのが粗糖で、市販の砂糖の大半は、食品原料表示欄に「原料糖=粗糖」と表示されています。
粗糖は世界的にも流通されており、皆さまもご存知だと思いますがニューヨーク相場などの、商品先取引の対象となっています。
この事について、またまた余談ですが・・・昔は(といっても約20年前ですが)海外から輸入され、製糖メーカーの大きな倉庫にある粗糖をそのまま袋詰めにして食品加工会社に原料として販売していた時期がありました。
そのユーザーメリットとしては、精製というコストが掛からないため当時の精製している砂糖よりも安く、わずかですが蜜分も多かったと聞いていますが逆に精製していない分、木屑やゴミなどの異物が多く含まれていて、とても生で食べるものではありません。
因みに、砂糖工場の見学で原料倉庫に案内されると、案内係の方が「少しの量でしたら舐めてみてください。」と必ず説明して頂けますが、その時も注意は促されます。
現在は販売はしていませんが、商品の袋には商品記号と販売会社名がしっかりと印刷され立派な商品として売られていたことは、砂糖業界でも賛否両論に分かれていた事が今でも思い出されます。
次回は、もう一つの粗糖をお届けします。

三温糖
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