コラム

和三盆の話 -その3

 

現在、和三盆糖が作られているのは徳島県と香川県のみですが、その両県の県境にまたがる讃岐山脈/阿賛山脈(阿波国と讃岐国の境に続くことから呼ばれていますが、讃岐山脈というのがメジャーな呼び方だそうで、香川県側では特にそう呼んでいます。徳島県側は讃岐という名称が香川だけの山の名称しか聞こえないのがお気に召さないようで、徳島県民は阿波の字と讃岐の字が入った阿賛山脈の名称が一番良いと主張し、県民はそう呼んでいます)の南側に徳島県、北側に香川県とわかれていますが、気候や土壌などの条件が同じでその要因が和三盆糖作りに大きく関係しているようです。
現在も作り続けられています和三盆の地域は、丁度、阿讃山脈から南北に延びる扇状地にあたります。
水はけの良い土壌ではありますが、江戸時代の用水が無かった頃には水田が作りづらく、稲作の難しい地域でした。
そこで、その当時同じような土質でサトキビが九州で盛んに栽培されているのを旅の僧侶から聞き、日向の国に赴き苗と製法を習得して帰ってサトウキビの栽培の楚を築きました。
特に日照りに好適な山脈の南斜面にあたる徳島県側でサトウキビの作付面積は増えたようです。
では、現在も栽培されている和三盆の原料となるサトウキビは、南の常時温暖な気候でしか育たないと思っていましたが、それはどんなサトウキビなんでしょうか。そのあたりから次回はすすめていきたいと思いますので是非、ご覧ください。

三温糖
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