コラム

和三盆の話 -その6

 

12月に入り収穫され製糖工場に運ばれたサトウキビは、機械で圧搾され、搾汁されます。
昭和24年ころまでは石のローラーを牛が回してサトウキビを絞っていましたが、今ではこの工程だけはすべて機械で行うようになりました。
その昔牛の力だけで絞っていた頃は多くの人出と時間がかかり、地元だけでは労働力を一時的に確保できないため、徳島でも更に山沿いの地方から出稼ぎを頼み、冬の間だけ住み込みで働いてもらっていました。
その人たちを「締め子」と呼び、機械化になった今も絞るのは締め子さんで、当時より人手は少ないですが12月になったら出稼ぎにでてきています。
絞られたサトウキビの汁はタンクに貯められ、パイプにて次の工程の釜場へ移されます。
絞りとられたサトウキビは、繊維質が多い事や糖分がまだ残っているので牛等の飼料や肥に利用されます。

三温糖
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