コラム

和三盆の話 -その13

 

研ぎ③

前回ご紹介した研ぎ②の工程から丸一日木製の箱の中に入れられ「荒がけ」されて蜜を抜かれた白下糖は色が幾分白くなり次の日に箱の中から取り出されます。
石の重しで圧力をかけ続けられていたのでかなりの水分が抜けた状態になっています。
ただ、このままでは糖蜜は抜けず、さらに圧力をかけても抜けません。
そこで、さらに糖蜜を抜くために水を用います。
ここからがいわゆる和三盆糖製造工程の中のメインイベント、人間の手による「研ぎ」と呼ばれる工程が始まります。
木製の研ぎ台に上げられ、固くなった白下糖を手水をつけて練っていきます。
水分を含み軟らかくなった白下糖は再び麻の布で包まれ木製の押し槽に移され圧力をかけます。
すると糖蜜が一緒に絞られ抜けて更に蜜分が白くなっていきます。

三温糖
ページ上段へ戻る