コラム

和三盆の話 -その15

 

熟練の職人により何度も研がれ仕上げられた和三盆糖はふるいにかけられ、その日のうちに乾燥の工程に回されます。
精製しきっていない湿った和三盆糖は、水分値も高くそのまま放置しておくと非常に危険で、気温が高くなると上白糖やグラニュー糖などと比べ多くの糖蜜分が含まれているため、すぐに発行が進み品質変化を起こします。
場合によってはカビが生えることもある程です。
和三盆糖の乾燥はここでも機械を使わず日陰干しの自然乾燥です。
四国阿波地方の温暖な気候の中、風通しを良くした建物の2階に蚕棚のようなものをしつらえ、そこに一面に広げて乾燥させます。
じっくり乾燥させた後は、樽に移し出荷まで保存しておきます。

三温糖
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