コラム

オリゴ糖の話 -その5

 

現在販売されているオリゴ糖の種類についてご紹介していますが次はガラクトオリゴ糖です。
このオリゴ糖は、いぜんにもご紹介しましたが生まれてすぐに赤ちゃんが最初に出会うオリゴ糖で、お母さんの愛情たっぷりの母乳に多く含まれています。
オリゴ糖研究のきっかけとなったのもこの母乳でした。
ガラクトオリゴ糖は乳糖を酵素で変換して得られるオリゴ糖です。

余談になりますが・・・
この酵素は私たちの体の中にもあり、牛乳なども分解し栄養を得ていますが、この酵素が先天的に少ない人は、牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなったり、消化不良の症状に陥りやすいそうです。
ガラクトオリゴ糖は、牛乳に豊富に含まれるたんぱく質を消化しやすくする働きもあり、もともと母乳に多く含まれ相性も良い事から、乳関連の食品への利用が多いです。
その他にも、血液中の脂質やコレステロールを抑える働きもあり、コレステロール値が気になる方にもおススメです。
市販品で使用している製品は、ヤクルトから販売されている「ビフィール」が有名ですが、原料外販品としてはヤクルト薬品工業から「オリゴメイト」の商品名で展開していて、育児粉乳、ベビーフード、ヨーグルト、乳飲料などに利用されています。
また、製糖メーカーに日新製糖でも、「カップオリゴ」の商品名で、液状品と粉末品を販売しています。
熱や酸に強い特性を活かし、キャンディや飲料、焼き菓子、パンなどに利用されています。
特に保湿性や澱粉の老化防止機能など物性改良効果も見出され、利用価値も高まっています。

三温糖
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